黒子姿の舞台監督さんが、慣れた口調で舞台が出来上がるまでの解説を行っていただきました。
舞台監督さん
今回の甲府公演は、役者、裏方さん合わせて総勢23名。
「盆」と呼ぶ大道具は、円形の回り舞台のこと。それを動かすのは、入社2年目の女性二人でした。初々しくてそんなに力持ちには見えません。盆を回した後、舞台に這いつくばり、お客さんから見えないように身を隠す。そのポーズにツアー参加者からは思わず拍車がおこりました。
照明の説明
ゆずるちゃん、と声をかけられマイクをとった女性は、照明のテクニックを解説。実際にライトを動かし、ピンスポットや色の変化を再現してくれました。音響も女性です。雷や虫の音を聴かせてくれました。
参加者のみなさん
締めは、俳優さんが登場です。
藤原良房役のイケメンさん。ベテランでテノールの声がとても聴きやすい。
「ミュージカル小野小町」は、わらび座の目玉公演で、彼も2007年以来、5代目、ロングランの人気作とのことです。
質問タイム
役作りについて質問されると「自分を配役のキャラクターに合わせている。決して役を自分に近づけることはしない」とのこと。
1年で200ステージもこなすので、マンネリにならないよう初心にかえってセリフに取り組むときっぱりおっしゃいました。
説明のあと、参加者は舞台へ。
舞台に上がった参加者は、盆や小道具の花に触りプロの技に感心。
「盆」を熱心に見学
最後に全員で記念写真に納まって、満足いただけたかな?
みなさん、ご参加ありがとうございました。